NECら、スマホを出さずに“顔パス”でポイントたまる新サービス--複数店舗で導入

NO BUDGET

2023-10-03 11:18

 ピーカチとNECは、東京・大阪の6つの飲食店舗において、顔をかざすとポイントがたまる・使える「顔パスポイントサービス」を開始したと発表した。NECによると、顔認証によるハウスポイントの顧客管理/ポイントシステムは国内初だという。

顔認証でポイントをためる・使う様子
顔認証でポイントをためる・使う様子

 同サービスは、ピーカチが提供するクラウド型顧客管理/ポイントサービス「P+KACHIシステム」とNECが提供する生体認証によるID連携サービス「Bio-IDiom Services ID連携」を組み合わせたもの。P+KACHIシステムの導入店舗は約5000店、会員は約1000万人に上る。

 P+KACHIシステムの利用会員は、会員サイト上で自身の顔登録を事前に行う。会計時、店頭に設置されたタブレットで顔認証を行うことで、スマートフォンを取り出して会員証を提示することなく、ポイントを活用できる。会員にとっては利便性が高く、スムーズな会計が可能となるとともに、導入店舗は他の業務に対応する時間が増え、店舗全体の効率化や顧客満足度の向上が期待される。両社は今回の先行導入を踏まえ、サービスの改善・機能拡充を行い、導入店舗の拡大を目指すとしている。

顔パスポイントサービスの全体像 顔パスポイントサービスの全体像
※クリックすると拡大画像が見られます

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]