「iPhone」の充電は就寝時が最適か--自分にとって良いタイミングを考えてみた

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-03-05 08:30

 「iPhone」のバッテリー寿命を延ばす最善の充電方法とは、どんなものなのだろうか。私自身もそうした疑問を抱いたので、いくつかの実験をしてみることにした。その結果を以下で紹介する。

 以前の私は、就寝前にほかの何百万人ものユーザーと同じことをしていた。つまり、寝ている間にiPhoneを充電していた。

 それが適切な充電方法だと思っていた。

 数週間前、それは非常に奇妙な充電方法なのではないか、という疑問を抱いた。急速充電が可能な新型「iPhone 13」のようなデバイスの場合は特にそうだ。iPhone 13では、20Wの充電器を使用して、約30分で50%の充電が可能だ。

 Appleは現在、「Optimized Battery Charging」(バッテリー充電の最適化)を「iOS」に標準搭載している。就寝時にいつも充電しているなら、バッテリー残量が80%に達するとiPhoneの充電を一旦停止し、朝に目覚める頃に合わせて残りの20%を充電してくれる機能だ。とはいえ、iPhoneが一晩中電源に接続されていることに変わりはない。

 それはかなり長い時間だ。iPhoneの寿命の3分の1、あるいはもっと長いかもしれない。

 そこで、iPhoneの充電方法を根本的に改めた。

 夜に充電するのではなく、日中に1~2回充電するようにした。自分にとって最適だと感じている充電スケジュールは、以下の通りだ。

  • 毎朝、起床後に30分~45分充電する(同時に「Apple Watch」も充電する)。
  • その後、昼下がりに、さらに30分ほど充電して、残量80%に到達させる。私の場合、これだけの残量があれば、通常、翌朝まで充電は不要だ。

 車内や屋外で多くの時間を過ごす場合は、車内の充電器を使用するか、モバイルバッテリーを携帯する。

 このやり方は効果的に機能する。iPhoneのバッテリーや充電器にかかる負荷も少なくなると思う(この仮説が正しいかどうかは、やがて明らかになるだろう)。ベッドサイドの充電器だけを利用するわけではないので、どこで充電器が必要になるのかということも、あらかじめ考えておかなければならない。

 自宅にいるときも、出張のときも、旅行中も、この充電方法で問題は発生していない。

 よく尋ねられる質問に答えておくと、私は今でもワイヤレスではなくケーブルを使って充電しており、20Wの「Anker Nano」USB-C充電器を使用している。モバイルバッテリーについては、チョコレートバーサイズの「Anker Astro E1」(6700mAh)とそれよりも大型の「Anker PowerCore 10000 Redux」(1万mAh)を使っている。どちらも携帯性と信頼性に優れており、頑丈で素晴らしいモバイルバッテリーである。ただ、充電ケーブルを忘れないように注意してほしい。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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