Amazon Web Services(AWS)は、「Amazon EC2」の「Mac」インスタンスが「macOS Big Sur」に対応したと発表した。macOS Big SurをEC2 Macインスタンスで「Amazonマシンイメージ」(AMI)として動かすことができる。
Amazon EC2のMacインスタンスは、2020年12月の「AWS re:Invent」で発表された。
Big Surに対応したことで、AWSの顧客は最新のmacOSのほか、新しい開発環境、デザインツール、ライブラリー、最新のXcodeなどを使えるようになる。また、macOS Big Surを稼働するEC2 Macインスタンスから「Amazon EFS」ファイルシステムにアクセスできるようになっている。
EC2 Macインスタンスによって、開発者は「iPhone」「iPad」「Mac」「Apple Watch」「Apple TV」「Safari」など向けのアプリを開発できるほか、macOS環境のプロビジョニングやアクセスを行うことができる。
macOS Big Sur AMIは以下のリージョンで利用可能になっている。
- 米国東部(バージニア州北部)
- 米国東部(オハイオ州)
- 米国西部(オレゴン州)
- 欧州(アイルランド)
- アジア太平洋(シンガポール)
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。